理事長挨拶
理事長挨拶
神戸聖隷福祉事業団は、40年前の1975年に、西神戸教会(日本キリスト教団)の教会員たちが社会に奉仕するクリスチャンの生き方を願う祈りと行動によって創設されました。その後、聖書に示された愛と奉仕を実践する使命に基づく障害者福祉の事業運営を通して、地域の皆様やご利用者、そのご家族の皆様から支持をいただき、今日まで成長することができました。
第1号施設である恵生園を開設した但馬地区(朝来市、養父市、豊岡市)と法人本部を置く神戸地区に施設や事業所を設置し、今日では25施設70事業にわたる幅広い社会福祉の事業を展開し、約1500名のご利用者の支援に約550名の職員が従事しています。
2000年の社会福祉基礎構造改革以来、社会福祉の制度が変更され、今日更なる制度改革が行われようとしています。少子高齢社会の中で、経済合理性が優先される制度変更にもかかわらず、地域社会には福祉サービスを必要とされる方々が増加しています。私たち神戸聖隷福祉事業団は、必要としてくださる方々への奉仕を使命として、次の時代に向かおうとしています。制度変更への対応、福祉人材の発掘と養成、事業の多様化やそれに対応する施設整備など、様々な課題に向き合い、絶えず基本理念に立ち返りつつ、その使命を果たす努力を継続していきます。
地域の皆様と共に歩みを進めてまいりますので、今より一層のご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。
神戸聖隷福祉事業団 理事長 水野雄二