明日へ
すべての人が支え合い、安心して働き暮らせるコミュニティーの実現を
障害を持つ人や独居高齢者が地域社会の中で生きていける地域共生社会を実現するために地域包括ケアシステムの構築が始まっています。
しかし福祉拠点である施設では、そこで働く人材が集まらず困っています。地域の福祉力を強めるために施設を建設しても、人材が不足するために有効な事業展開ができなくなっているのです。いま全国の社会福祉法人はどこもこの大きな問題に苦しんでいます。
福祉の人材が集まらないことは、本当は住民みんなの問題なのですが、多くの人は家族に介護が必要になるまで気づきません。その意味で、私たちは、創始のメンバーとは大きく違う時代のフロンティアに挑みます。地域を誰もが住みよい場所にするために、地域包括ケアの中核になろうと思います。
地域で一番のいのち輝く夢のカンパニーを目指す
必要であるのに評価が低い福祉の仕事の現実をいかに克服するか。個々の社会福祉法人はチャレンジしなければなりません。
私たちは2025(令和7)年に創業50年を迎えます。その時の神戸聖隷福祉事業団の姿を「輝こう2020そして2025へ」の掛け声の下、「全ての人が支え合い、安心して働き暮らせるコミュニティーの実現」と「地域で一番高い評価を受けられるいのち輝く夢のカンパニーの実現」を目指すことにしました。
一人ひとりは小さな存在ですが、基本理念をみんなが体現するように行動し、利用者も職員も1人ひとりが輝いて働き暮らせるようなカンパニーを実現できるように努めてまいります。